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ポール・スミザー


制作に疲れたら、時々近くの図書館へ出掛けます。
図書館で気に入った本を数冊選び、小脇に抱えて
その足でコーヒーショップに行くこともあります。

本はその扉を開いた途端に私達を「別世界」へと誘ってくれます。
図書館で動植物の写真集や小説やちょっと小難しい研究本・・・・
抱腹絶倒のエッセイやはたまた子供が読むようなファンタジー・・・・
今日はどの「世界」に旅立とうかと選んでいると
図書館がそんな世界への駅「プラットホーム」の様な気さえして来ます。

そんな中から時々、運命的な本に出会う事があります。



この本もそんな1冊です。
TVや雑誌等でも有名なポール・スミザー氏の本です。

以前にも書いたように、絵描きにとって「モネの庭」や「ターシャ・テューダーの庭」は
ある意味、憧れの理想郷でもあります。
あの庭の何が絵描きの心を捕らえて離さないのか・・・・
その答えがこの本にあるような気がします。

この本の中に「花を追いかけない」という文があります。

「植物も花が咲いていない時間の方が長い。
植物全体の色や形を楽しめるように
そして時と共に変わる植物の姿をずっと楽しめるように・・・」

私の植物に対しての感じ方はまさにその言葉に尽きます。
猫どころか雀の額ほどの我が家の庭を
彼の八ヶ岳の素晴らしい自然流庭園の様には
なかなか出来ないものですが、せめて小さな庭の小さな植物を
花の季節も、また葉の季節も、葉すら無い枝の季節も
周りの風景と共に楽しめたらなと改めて思います。

ちなみに宝塚の『ガーデンフィールズ』の庭園Seasons
ポール・スミザー氏の設計によるものです。
5月になったら出掛けてみようと思っています。

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