絵を描く(その2)

水張りが終わったら下描きを進めます。
下描きについては以前にも書いたので省略。

article23[1]

この作品の場合、絵の回りを地紋風にしたいので、その下描きもしておきます。


article24[1]


一番外枠をマスキングした後、全体的に下塗りを2回します。
下地にマチエールを作りたいのですが、地紋部分にはマチエールはいらないので、その部分のみ再びマスキングを追加します。
地塗り剤を使うと全体的にザラついた漆喰壁風になりますが、あまりザラつきすぎると絵の具が引っ掛かり描きにくくなります。
この作品は小品でもあるため、ザラつきを最終的に紙ヤスリで調整します。
印刷するとこのテクスチュア(質感)はあまり効果が出ませんが、原画を見ていただく個展などでは効果的な技法だと思います。
自分なりのテクスチュアを見つけていくのも楽しいものですよね。

マチエールが出来上がったらその上からさらに薄く何度も色を重ねていきます。
日本画などの色味はこうして重ねていくことで深い色を出して行きますが、アクリルでも薄めに使うと同じ様な効果が得られます。

地塗りが終わったら下描きをトレスダウンします。

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